ラボグロウンダイヤモンドとは
1. ラボグロウンダイヤモンドの定義
ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamond)は、天然ダイヤモンドと同じ純粋な炭素(C)から構成され、同じ結晶構造(立方晶系)を持つ宝石です。
名前の通り、自然界ではなく高度な研究室(ラボ)環境で成長させたダイヤモンドを指します。
国際的な宝石鑑定機関(例:IGI、GIA)でも、化学的・物理的・光学的性質が天然ダイヤモンドと完全に同一であることが認められています。
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2. 生成方法と産地
ラボグロウンダイヤモンドは主に次の2つの方法で育成されます。
• HPHT法(高温高圧法)
地球内部と同じ環境を再現し、高温・高圧下で炭素を結晶化させます。
大粒サイズや独特な色合いのダイヤモンドも育成可能。
• CVD法(化学気相成長法)
真空チャンバー内に炭素を含むガスを導入し、薄い層を積み重ねて結晶を成長させます。
高い透明度と均一な品質が特徴で、近年はハイジュエリーにも採用されています。
現在の主要な生産国はアメリカ・中国・インドで、最新技術により安定した品質が供給可能になっています。
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3. 特徴と魅力
1. 天然ダイヤモンドと同一の性質
• モース硬度:10(世界で最も硬い天然物質)
• 屈折率:2.42(強い輝きを放つ)
• 比重:3.52
• ルーペや顕微鏡でも専門家が鑑別書なしでは見分けが困難です。
2. 環境負荷が少ない
• 採掘による自然破壊や土壌汚染を伴わず、サステナブルな宝石として注目されています。
3. 倫理的にクリーン
• 紛争ダイヤモンドのリスクがなく、安心してお選びいただけます。
4. 価格の魅力
• 同等品質の天然ダイヤモンドに比べて約30〜50%低価格でお求めいただけます。
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4. 天然宝石との違いは「生まれた場所」だけ
ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いは、地球の地中でできたか、研究室で育てられたかだけです。
化学式・結晶構造・光学特性は全く同じで、「人工石」「模造石(キュービックジルコニア等)」とは全く異なります。
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5. 銀泉ジュエリーのラボグロウンダイヤモンド
銀泉ジュエリーでは、以下の基準を満たすハイグレードなラボグロウンダイヤモンドのみを取り扱っています。
• 無改色(As Grown)・無照射処理
• 国際鑑定機関(IGI)による正規鑑定書付き
• プラチナPT950など高品質素材でのセッティング
• 長期使用にも安心の堅牢な石留め
お客様に「一生物の輝き」をお届けするため、品質・透明性・価格のバランスにこだわっています。
天然と変わらない輝き、もっと身近に。 それが、銀泉ジュエリーのラボグロウンダイヤモンドです。